【要約・まとめ】『人を動かす』をまとめてみた

人を動かす ビジネススキル
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BYB

年間100冊以上の本を読む30代サラリーマン。国内MBAを最優秀で卒業し、その知見を用いて人生やビジネスで役に立つ書籍を紹介します。

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Part1|人を動かす三原則

要約・まとめ

1:盗人にも五分の理を認める

1-1:盗人にも五分の理を認める
1-1:盗人にも五分の理を認める

人を非難することは無益である。人は責められると、自分の立場を正当化させようとし、ますます良い方向へ動かなくなってしまう。

非難をする前に、相手のことを想像し理解することが重要である。理解と寛容こそが、人を動かす第一歩だ。批判も非難もしない。苦情も言わない。

2:重要感を持たせる

1-2:重要感を持たせる
1-2:重要感を持たせる

人を動かすのは簡単だ。「偉くなりたいという願望」「重要人物でいたいという欲求」を満たしてあげればよい。称賛することが、人を動かす第一歩となる。

一方、お世辞は通用しない。相手に関心を示し、真価に気づき、率直に評価することが重要だ。

3:人の立場に身を置く

1-3:人の立場に身を置く
1-3:人の立場に身を置く

相手を動かすには、相手に強い欲求を起こさせる必要がある。そのためには、相手の目線で相手が欲するものを理解し、それを手に入れる方法を教えてやることだ。

相手を誘導するのではない。相手と自分、Win-Winとなるような提案をする。何か素晴らしいアイディアを思いついたとき、相手に思いつかせるように仕向けることができれば最高だ。

明日への学び

相手を否定することは、ある意味自身の重要感を高める気分の良い行動である。しかし、それをやめることで人は動いてくれるようになる。自分自身への欲求と向き合わないと、他社と誠実に向き合うことはできない。

自分事に落とし込む

相手を非難・否定しない。その代わりに、相手に興味を持ち、なぜそのような発言・行動をしたのかを理解するように努める。非常に難しいが、やる価値のあることだと思う。

Part2|人に好かれる6原則

要約・まとめ

誠実な関心を寄せる

2-1:誠実な関心を寄せる

友人を作りたいならば、まずは相手に心からの関心を示すことだ。われわれは、自分に関心を寄せてくれる人々に関心を寄せる。人のために時間と労力をささげ、努力を行うことで、自分と他人の両方にメリットある関係を得ることができる。

笑顔を忘れない

2-2:笑顔を忘れない

笑顔は人を引き寄せる。気分が悪い時こそ、無理にでも笑ってみることだ。動作は自身の感情にも影響を与えるため、笑顔でいれば自然と幸せな気分になっていく。

世の中の多くは気の持ち方ひとつで幸福にも不幸にも感じられる。そのため、笑顔の人の近くにいる事で、自身の境遇も幸せに感じられる。そのため、笑顔の人の周りには人が集まってくるものだ。

名前を覚える

人にとって最も心地よい響きを持つ言葉、それは自分の名前である。自分の名前を呼んでくれる人には好意を持ちやすい。なぜなら、重要感を持たせてくれるからだ。

人の名前を覚えるのはちょっとした手間と時間が必要だ。しかし、その手間と時間を犠牲にするだけのメリットがある。

聞き手に回る

2-4:聞き手に回る

人の信頼を得るには、話し手の得意な話題を振り、話を最後まで聞き、話し手の関心に沿った質問を投げかけ、話し手を満足させる聞き手となるのが良い。一見当たり前のことだが、できていないビジネスマンは多いものだ。

関心のありかを見ぬく

2-5:関心のありかを見ぬく
2-5:関心のありかを見ぬく

相手に会う前に、相手の関心事について調べる癖はついているか? 人の心をつかむ近道は、相手がもっとも強い関心を持つトピックを話題にすることだ。

相手の関心を見ぬき、それを話題にすることは、双方にとっての利益につながることも多い。 

心からほめる

2-6:心からほめる
2-6:心からほめる

ほめることは、相手に重要感を持たせることにつながる。人は常に、重要な人物になりたいという願望を持っている。

どんな些細なことでもいいので、ほめる習慣を身に付けると良い。付け加えるならば、相手の自己評価に合わせた賞賛ができると良い。

明日への学び

人に好かれるには、その人になり切らねばならない。その人が欲している話題/言葉を、相手の名前を呼びながら笑顔で伝える。ファシリテーションやネゴシエーションにも通ずる考え方であり、実際に行うのは難しそうだ。

自分事に落とし込む

同じチームの人に対して、その人が頑張った仕事に対して賞賛する、ということを意図的に行ってみる。うまく賞賛するには、チームメンバーが何にこだわってその仕事を推進してきたかをくみ取る必要がありそう。

Part3|人を説得する12原則

要約・まとめ

議論を避ける

3-1:議論を避ける

議論に勝つ唯一の方法は、議論を避けることである。たとえ議論に勝ったとしても、相手がその意見を変えることは無い。

誤りを指摘しない

3+2:誤りを指摘しない

誤りを指摘すると、相手は自己弁護を始めてしまい、誤りを認めることはない。相手が間違っていると思った時こそ、相手の意見に敬意を払い、相手が気づくまで粘り強く対話を続ける必要がある。

誤りを認める

3-3:誤りを認める

逆に自分が間違っていると気づいたら、速やかに誤りを認めた方が良い。相手から指摘されるよりも気が楽だし、相手もたいていは何ともいえなくなることが多い。

おだやかに話す

3-4:おだやかに話す

イソップ童話の「北風と太陽」を思い出すと良い。人をむりに自分の意見に従わせることはできない。しかし、優しい打ち解けた態度で話し合えば、相手の心を変えることもできる。

”イエス”と答えられる問題を選ぶ

3-5:イエスと答えられる問題を選ぶ

話し上手な人は、相手に何度も”イエス”と言わせる。すると相手の心理は、肯定的な方向へ動き始める。はじめに”イエス”と多く言わせれば言わせるほど、相手をこちらの思う所へ引っ張っていくことが容易になる。

しゃべらせる

未読

思いつかせる

未読

人の身になる

未読

同情を持つ

未読

美しい心情に呼びかける

未読

演出を考える

未読

対抗意識を刺激する

未読

明日への学び

自分事に落とし込む

Part4|人を変える9原則

要約・まとめ

未読

明日への学び

自分事に落とし込む

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