【要約・まとめ】『これからのマネジャーの教科書』をまとめてみた

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BYB

年間100冊以上の本を読む30代サラリーマン。国内MBAを最優秀で卒業し、その知見を用いて人生やビジネスで役に立つ書籍を紹介します。

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第1章|ミドルマネジャーとは何か

要約・まとめ

本書のミドルマネジャーの定義は「部下を持ちながら上位管理職の指揮下にある中間層」であり、「トップの理想とボトムの現実をつなぎ、戦略推進する人材」である。

日本のミドルマネジャーはプレイヤーとしての成果も求められることが多い(プレイングマネジャー)。一方、マネジャーとしての働き方を学んだ経験は少ない、そのため、プレイヤーとしての成果は達成できても、マネジャーの役割を十分に果たせないミドルマネジャーは増えてしまう。

理想的なミドルマネジャーとは、①変化する社会に合わせて自己変革し続けられる。②ミドルマネジャーとしてイキイキと働くこと自体に価値を見出す。

このようなミドルマネジャーが増えれば、組織・部下に良い影響を与え、会社を活性化させ、地域・日本も活性化していくはずである。

本に書いてあったこと

ミドルマネジャーは、周囲の期待を越えなければならない。そのためには、自らを変え続けようという意思・行動と、周囲を鼓舞して自身も仕事を楽しむメンタルが必要である。

 

一般的にいうと

良いミドルマネジャーには、危機感と楽観性が求められる。

危機感が無ければ、学び続け変わり続けようという意思を持ち続けることは困難。
楽観性が無ければ、疲弊し続けて擦り切れてしまう。

 

自分事に落とし込む

私は危機感は持てているし、成長し続けようという意思も持てていると思う。気を付けるべきは、成長の方向性を見誤らないこと。自分の強み・弱み・興味の方向性を認識しないと、的外れな学びをしてしまうかもしれない。

他に危惧すべきは、最近忙しすぎて学びの意欲が薄れていると感じる。弛んだ場合にどうリカバリすべきかは、自分の中で確立しておきたい。

取り急ぎはブログを続けることで、学びのスピードを落とさないようにする。

第2章|期待を超えるミドルマネジャーを生むメカニズムと3つの力

要約・まとめ

期待を超えるミドルマネジャーとは、『組織のしがらみの中においても、環境の変化に合わせ自己を変革し続けながら、組織として周囲の期待以上の成果を上げ続ける人』である。

期待を超えるミドルマネジャーは、次の3つの力を持っている。

  • 組織で成果を出す力
  • 仕事に対する想いの力
  • 周囲との考えの違いを乗り越える力

この3つの力を「獲得」し、「維持」しながら「強化」し、失った場合は「回復」せねばならない。

本に書いてあったこと

期待を超えるミドルマネジャーは、自分自身の仕事に対して何かしらの強い思いやこだわりを持っている。そしてその思いを、自分の言葉で熱く語り、周囲へ熱を伝播させて周りの人間をも突き動かすような人材である。

 

一般的にいうと

仕事で活躍できる人材要因の一つは、自身の仕事に対して誇りを持ち、持論を語れることである。

誇りが無ければ、やり切る気力もこだわりも熱意も生まれない。持論を語ることができなければ、周囲を説得して動かすことはできない。

そのために必要なことは、以下のような事が考えられる。

  • 自分が何に熱中できるかを把握している
  • 自分の仕事がどのように社会・顧客の役に立っているかを把握している
  • 自分の仕事について、一つは誰にも負けない自信がある
 

自分事に落とし込む

何に熱中できるか、まだ言語化しきれていない。一日中作業していても苦ではない時があるのは確かだが。敢えていうならば、「自分が考えたストーリーの説明をするため、資料やデータの整理をしている」ときか。深堀をし続けたい。

社会・顧客の役立ち度と、自信については、後の章に出てくる「都合の良い解釈」ができることが必要であり、そのためには精神の安定が必要。勉強も大事だが、それ以上に睡眠や運動をしっかり取って、肉体的にも精神的にも安定した時間を増やすことを心がける。

第3章|期待を超えるミドルマネジャーの自己変革力

要約・まとめ

期待を超えるミドルマネジャーの多くは、世の中の成長スピードよりも速く自己を成長させ続けている。環境の変化に適応し、自分自身を変えながら新しい自分を作り上げていく力に長けているのだ。

自己変革するための思考プロセスは、以下の通り

ステップ1:「自己認識」を深める
意図的に自らを振り返る節目を作り、良く考えてリーダーとして一皮むける。「考える」と「悩む」は違う点に注意。

ステップ2:自分にとって「都合の良い解釈」をし、次にやる事を決める
自分自身の決定を正当化し、「これで良いのだ」「今の状況には意味がある」と強く信じる。その後、次にすべきことを決める。悲観的・他者責任的な思考では前へ進むことはできない。

ステップ3:自分の取った行動や置かれた状況に基づき、「持論形成」する
持論とは、現時点で自覚している、仕事を進めるうえで最も大切な力を言語化したもの。過去の経験から形成した「これが大事」という持論は、苦境に立った際に役に立つ

本に書いてあったこと

日本企業は、企業・組織として、変革し続けなければ生き残ることができないのである。組織が変革を続けていくためには、その組織を構成する社員一人ひとりが変わり続けるしか道が無いことは自明であろう。特に組織の中核を担うミドルマネジャー一人ひとりが、自己を変革し続けなければ、企業・組織としての成長はない。

 

一般的にいうと

成長すること+続けることが大切である。続けるためには再現性が必要。自身が成長を続けるためのプロセスを再現できるミドルマネジャーは、強い。

 

自分事に落とし込む

最近少しずつ見えてきたが、成長の再現性を高めるには、行動に移すことが何より大事。学んだことを実務で試してみなければ、成長したとは言えない。学びながら自分事へ落とし込む時間を取らないと、学んだことは記憶から消えてしまう。

このブログも、学んだことを言語化するために始めたものだが、方向性は間違っていなそうだ。あとは、いかに業務に使うか。書いたことが絵空事にならないように頑張りたい。

第4章|期待を超えるミドルマネジャーであり続けるために

未読

第5章|7人の事例に学ぶミドルマネジャーの自己変革力

事例のため割愛

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