【要約・まとめ】『スラムダンク勝利学』をまとめてみた

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BYB

年間100冊以上の本を読む30代サラリーマン。国内MBAを最優秀で卒業し、その知見を用いて人生やビジネスで役に立つ書籍を紹介します。

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『スラムダンク勝利学』の概要

筆者:辻 秀一氏
出版社:集英社インターナショナル
ページ数:181ページ
ジャンル:啓発書

あらすじ

この本のテーマは勝利です。著者の考えでは勝利とは、以下のように書かれています。

自分らしく、本番をはじめいかなる時にも実力を発揮し、そして自分にふさわしい結果を得ること(辻 秀一著、”スラムダンク勝利学”、P.178 )

本書では、勝つためのヒントを、桜木花道をはじめとするスラムダンクのキャラクターの名言と共に探っています。

レビュー(ピックアップ)

ポジティブ

  • 仕事で落ち込んでいる時に読むことで、自分がやってきたことを自分で肯定できるようになった
  • この本を読んでリフレクションについて理解できると、直面している組織の課題を解決できそうだ

ネガティブ

  • 全編が同じようなフレームワークなので、途中で飽きてしまった
  • 言っていることは分かるのだが、それの実践が難しい

評価

3.5

スラムダンクという名作に紐づけて、人生に役立つ様々な教訓を授けてくれる本。

スラムダンクの挿絵が随所にあり、ファンであれば前後の状況も思い出しながらより楽しめるだろう。

書かれていること自体は他の自己啓発書に書かれているようなことも多く、目新しさは少ないかもしれない。が、こういった自己啓発書は得てして、実践が難しいもの。桜木花道たちが出来たのだから自分もできるはず、と自身を鼓舞できるイメージがあれば、本書をお勧めしたい。

『スラムダンク勝利学』を読むのにおすすめの人

  • スラムダンクのファン:マンガのエピソードやキャラクターに基づいているため、ファンは特に楽しめるでしょう
  • ビジネスパーソン:リーダーシップ、チームワーク、戦略など、ビジネスに役立つ多くの教訓が含まれています
  • スポーツ選手:スポーツとビジネスの両方で役立つ、チームワークや精神力に関する洞察が得られます
  • 学生:人生やキャリアにおいて重要なスキルや考え方を学べるため、学生にも有用です
スラムダンク勝利学 [ 辻秀一 ]
楽天ブックス
¥ 1,320(2024/02/18 11:03時点)

『スラムダンク勝利学』を読むのにおすすめしない人

  • 「スラムダンク」に全く興味がない人:マンガのエピソードやキャラクターに基づいているので、それに興味がない人は楽しめない可能性があります
  • 非常に実用的な情報を求める人:この本は一般的な教訓や洞察に重点を置いており、特定のスキルセットや具体的な戦術には焦点を当てていない場合があります。

『スラムダンク勝利学』の要約

第1章|根性は正しく使う

要約・まとめ

勝利をつかむためには、根性だけでは足りない。正しい考え方を身に付けたうえで、習慣化するまで繰り返す必要がある

勝つために必要な要素を、モントリオール五輪の射撃・金メダリストのラニー・バッシャムは以下の3つ挙げている

・意識
正しいやり方を意識しながら反復練習する

・無意識
意識せずとも行える領域を広げていく

・セルフイメージ
無意識の領域を発揮するための自己認識を深める

この章の名言

人生で言えば練習は経験と同義語。そこで
が実力をアップさせるのではなく、質を決定する考え方、すなわち根性の使い方こそが大切なのです。(P.12)

 

一般的にいうと

成功を収めるには、量と質の2面を追い求める必要がある。そのためには、普段から考える癖をつけ、自分自身がありたい姿へ近づくための行動となっているかを振り替え続ける必要がある。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

ありたい姿は明確で、「多様な選択肢を持ち、自分自身で未来を切り拓いている」。そのために必要そうなスキルは何となく分解してイメージできてはいるが、もう少し具体的に言語化しておいた方が良さそう。棚卸する時間を一度取ろう。

第2章|自主的な目標設定をしよう!

要約・まとめ

正しい目標設定が、セルフイメージに大きなプラスとなります。

正しい目標を設定するには、ありたい姿から考えること。決して、現在の状況を根拠にした、なれそうな姿から考えてはいけない。

努力した結果として、根拠は付いてくる。常勝のチームは「良いマネージャーがいる」「良い人材がいる」などの根拠があるから常勝なのではない。目標達成の良さを知り、目標達成に向けての根拠を作るように努力するからこそ、常勝なのだ。

この章の名言

今までの日本では、不言実行が美徳とされてきました。しかし、これほどネガティブ・シンキング(消極的思考)な言葉はありません。(p.19)

 

一般的にいうと

有言実行できるための組織づくりが重要。有言したことが達成できなくても責められない、有言したことを皆がサポートし合えるような風土が醸成されれば、自然と有言実行するメンバーが増えていくだろう。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

いわゆる心理的安全性。自身が行う以上に、人に行ってもらう方が難しそう。相談しやすい雰囲気は作っているつもりだが、最近はどうしても忙しく、視野狭窄になりがち。もう少し余裕感を出しつつ、実際に時間的な余裕を作る努力をし続けないといけない。

もう少しMtg.を減らすようにするか・・・。悩ましい。

第3章|目標達成への鍵は、理解と覚悟だ

要約・まとめ

目標には、チームの目標と個人の目標があります。チームの目標は、チームリーダーだけが理解していればいいのでしょうか?答えはNoです。

チームの目標をメンバーが理解していないと、個人がバラバラに動いてしまうため、チームはゴールへたどり着くことができません。個々のメンバーがチームの目標を理解し、そのために自身がすべきことを考えられるようになることが重要です。すなわち、目標の理解とは強い覚悟を持つことと同義といえます。

個々のメンバーが強い覚悟を持つことが、強いチームへ進化するためには不可欠なのです。

この章の名言

共通の理解ある目標を設定し、その達成のために、”すべきこと”を断固たる決意をもってすることを忘れてはなりません。

 

一般的にいうと

目標設定と同時に、”すべきこと”の設定も重要である。”すべきこと”に正解は無いため、試行錯誤しながら確からしい解を求める必要がありそうだ。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

勤めている会社ではMBOをやっているので、目標設定はかなり綿密に設定されている。だが、ToDoまで落とし込めているかというと、怪しい。明確な目標が定まれば、いつまでに何をすべきかもクリアにできるはず。1Q⇒1か月⇒1週間レベルで、何をどの程度進めるべきかを言語化してみよう。

第4章|心技体を変化させる

要約・まとめ

勝つことだけを目的にするのではなく、勝つために相応しい変化が出来たのか、まだ変化し来て居ていない部分はどこか、に目を向けることが重要。

変化にはエネルギーが必要。ここで大切なのは、エネルギーを心技体に均等に割り振ること。行動や考え方を均等に変化させていくことが重要。

この章の名言

たとえ負けても、その試合でどう変化したのか、何を学んだのかということを大切にして戦ってください。(P.28)

 

一般的にいうと

全ては意味付けである。たとえ負けても、その行動に意味を持たせられれば、自身の成長を促すことができる。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

くだらない仕事だと思えば全てくだらなくなるし、尊い仕事だと思えば全ては尊いものとなる。

どうせ大変な仕事なら、少しでも楽しんでポジティブシンキングでやりたいものだ。

第5章|”するべき事”をする

要約・まとめ

目標を定めた後は、するべきことを定め、するべきことに集中することが大事。

その際のチェックポイントは4つ。

  • ”するべき事”は正しいか?
  • ”するべき事”をわかっているか?
  • ”するべき事”をできているか?
  • ”するべき事”をすることを意識できているか?

この章の名言

この場面での”するべき事”とは、いつも通りシュートを打つこと、そしてそのことのみに意識を集中していくことです。そのような姿勢で臨めば”結果”は後から付いてくるものなのです。(P.35)

 

一般的にいうと

目標は時間軸として遠いものなので、そこばかり見ていると疲れてしまう。一度遠くを見定めたあとは、近くを見て、今この時に集中する。それが勝利へと近づくための秘訣となる。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

一度遠くを見たら、今に集中する。確かに結果を気にしてしまうと緊張してしまい、自分の力が出せなくなる。今すべきことに集中することは、今の自分に欠けていることかもしれない。

第6章|”今”に生きる!

要約・まとめ

目標には、チームの目標と個人の目標があります。チームの目標は、チームリーダーだけが理解していればいいのでしょうか?答えはNoです。

チームの目標をメンバーが理解していないと、個人がバラバラに動いてしまうため、チームはゴールへたどり着くことができません。個々のメンバーがチームの目標を理解し、そのために自身がすべきことを考えられるようになることが重要です。すなわち、目標の理解とは強い覚悟を持つことと同義といえます。

個々のメンバーが強い覚悟を持つことが、強いチームへ進化するためには不可欠なのです。

この章の名言

共通の理解ある目標を設定し、その達成のために、”すべきこと”を断固たる決意をもってすることを忘れてはなりません。

 

一般的にいうと

目標設定と同時に、”すべきこと”の設定も重要である。”すべきこと”に正解は無いため、試行錯誤しながら確からしい解を求める必要がありそうだ。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

勤めている会社ではMBOをやっているので、目標設定はかなり綿密に設定されている。だが、ToDoまで落とし込めているかというと、怪しい。明確な目標が定まれば、いつまでに何をすべきかもクリアにできるはず。1Q⇒1か月⇒1週間レベルで、何をどの程度進めるべきかを言語化してみよう。

第4章|心技体を変化させる

要約・まとめ

勝つことだけを目的にするのではなく、勝つために相応しい変化が出来たのか、まだ変化し来て居ていない部分はどこか、に目を向けることが重要。

変化にはエネルギーが必要。ここで大切なのは、エネルギーを心技体に均等に割り振ること。行動や考え方を均等に変化させていくことが重要。

この章の名言

たとえ負けても、その試合でどう変化したのか、何を学んだのかということを大切にして戦ってください。(P.28)

 

一般的にいうと

全ては意味付けである。たとえ負けても、その行動に意味を持たせられれば、自身の成長を促すことができる。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

くだらない仕事だと思えば全てくだらなくなるし、尊い仕事だと思えば全ては尊いものとなる。

どうせ大変な仕事なら、少しでも楽しんでポジティブシンキングでやりたいものだ。

第5章|”するべき事”をする

要約・まとめ

勝つためのセルフイメージの作成方法は2つ。

1つ目はポジティブに考えること。

2つ目は”今に生きる”という意識を持つこと。

この章の名言

スポーツ選手にとって最も大切なことの一つは常に一瞬一瞬”今”に集中することである(P.46)

 

一般的にいうと

今の一瞬に集中することが、未来の勝利を手繰り寄せる。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

過去を悔やみ過ぎても、未来を不安がりすぎてもいけない。

3か月後の目標を見ることも大事だが、見た後は今すべきことに集中する。

第7章|必ず自分に返ってくる!

要約・まとめ

他人に向けて発した言動は、自分に返ってくる

頑張っている人を褒められる人は、自分が頑張っているときも褒められる。

落ち込んでいる人をけなすような人は、自分が落ち込んでいるときに誰も慰めてくれない。

この章の名言

マイケル・ジョーダンが世界中で尊敬されるのは・・・彼の日ごろのすべての言動が、セルフイメージを大きくするためにあるからなのです。(P.51)

 

一般的にいうと

人格者とは、心技体が備わっているものである。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

ただ頭が良かったりスキルがあるだけではだめで、人当たりの良さや心理的安全性の担保などが必要。

苦手な分野ではあるが、頑張って会得したい。

第8章|良いところを見る

要約・まとめ

勝つためには、自分たちの良いところを見ることが大事。悪いところを見つけて反省することも大事だが、自分たちの良いところを見つけ、その部分で勝負を仕掛ける方が勝率は上がる。

そのためには、仲間の良いところは必ず褒める、というのが効果的。お互いに良いところを見つけ合い伝えあうことで、意欲が向上する。

この章の名言

良いことは記憶に残りにくいので、すぐにほめることが重要(P.59)

 

一般的にいうと

良いことはきちんと記録しておかないと忘れてしまうし、次に活かすこともできない。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

日記をつける意味もここにあるのかもしれない。普段の良かったことを特に意識して日記に残すことで、自分の良いところもメンバーの良いところも言語化し、いつでも取り出せるようになる。

第9章|”反省”と”確認”は違う!

要約・まとめ

反省は、自分の悪いところを列挙することで終わってしまいがち。

確認は、悪いところの列挙に加え、それを直したらどんないいことがあるのかどう直したらいいのか、まで考えること。

この章の名言

反省会をしてできないことをいくら背負いこんでみてもまったく進歩しません(P.67)。

 

一般的にいうと

悩むだけでは何も解決しない。そこからいかに前を向くための具体的なHowを考えるかが大事。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

人や自分の悪いところだけを見ていては成長しない。見たうえで、それをどう改善していくかに頭を使わなければならない。

悪いところを良くするには、は意識して自己に問いかけたい。

第10章|目標に向かって”石”を置いていく

要約・まとめ

石を置くとは、目標達成のために今日すべきことを定める、全力を尽くすこと。

石を毎日置けていれば、試合の前日に慌てることもない。

また普段から全力を尽くしていることで、試合当日も全力を尽くすことができる。

この章の名言

全力を出し切ったという経験が試合や練習、あるいはその他のことでありますか?(P.76)

 

一般的にいうと

本番ではなく、練習や準備でも全力を出し切ることが大事。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

日ごろの業務において全力を出すことが少なくなっているかもしれない。

全力を出せるような仕事を、自ら作らないと。

第11章|目標に”情熱”を注ぐ

要約・まとめ

ビジョンの達成には情熱が必要。

情熱とは言い換えると、どれだけワクワクできるか。ビジョンの達成で得られるものが精神的なもの(喜び、感動、自信など)であると、よりワクワクできる。

この章の名言

今、あなたは情熱をもってバスケットボールをしていますか?また、情熱を持つための努力と工夫をしていますか?(P.82)

 

一般的にいうと

情熱は、自ら作り出していくもの

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

精神がマイナスに行くと、自ら作り出していくことは難しい。

そもそも自分が楽しいこと、ワクワクすることって何なんだろうか。

第12章|チームワークの条件とは?

要約・まとめ

チームワークの条件とは、①チームの規則を理解すること、②理念を理解すること

理念とは、いうなれば精神面のルールのこと。「全力を尽くす」「礼儀を重んじる」など。

この章の名言

このチームに所属する全ての人の違う点もしっかり理解することが何よりも大切です。

 

一般的にいうと

違いを理解することで、共通点も理解でき、結束が高まる

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

相手の理解がそもそも難しいけど、違いと共通点に着目していくのは良さそう。

第13章|本物のチームワークとは?

要約・まとめ

チームワークとは、「耐える」もしくは「与える」ことで作られていく。

自己犠牲の精神でチームに貢献する、もしくは人に与えたものは自分に返ってくると信じてチームに貢献する。

この章の名言

チームで一つの勝利を目指す以上、チームメイトも自分自身と同じ”自”である(P.91)

 

一般的にいうと

相手の成功も自分の事のように喜び合うチームが、良いチームである。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

えてしてビジネスなどをしていると、同僚がライバルに見えることがある。でもそれだと、本当のチームワークは発揮できないのだろう。

第14章|”怒り”の感情をコントロールせよ”

要約・まとめ

怒りを紐解くと、「自分が正しく、そうでないものは間違いである」という理性が影響している。

しかし、自分が正しく相手が間違っている、という認識は捨てるべき。WrongではなくDifferentで人や事実を見ていかねばならない。

この章の名言

たまたまあなたと女子高生は違うだけなのです。〇か×かではなく、△か□の違いなのです。

 

一般的にいうと

「こうあるべき」という考えを捨てる。みんな違って、みんな良い

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

違いを受け入れる。自分と違うことは間違いではない。

べき論に支配され過ぎてこの考えを取り入れるのが難しいが、頑張ろう。

第15章|あきらめは最大の敵である!

要約・まとめ

あきらめてしまうと全力が尽くせない。

全力を尽くせないと、自らの成長が限定されてしまう。

だから、あきらめの思考はマイナスであると認識し、コントロールしないといけない。

この章の名言

結果を重要視した瞬間にも、あきらめの思考がやってきます。

 

一般的にいうと

結果を意識して計画を立て、結果を意識しないで今に全力を尽くす

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

行動している最中であっても、結果は気になってしまうが、それがあきらめの気持ちを生んでしまう。

一度始めたら、結果を意識しすぎないようにするマインドコントロールを試してみよう。

第16章|不安はどこから来るのか?

要約・まとめ

不安とは想像からくる。想像した事柄自体への不安だったり、現実とのギャップを想像したり。

不安や緊張から脱出するには、想像をやめて、今の自分に集中すること。/p>

今を大切に、比較しない、自信を持つ、意識を他に集中する。

この章の名言

自分の今できることを信じる、自分の良さを信じることなどが真の自信です。(P.115)

 

一般的にいうと

自分を愛し、大切にし、信じることが大切。

 

自分事に落とし込んでビジネスに活かす

失敗を繰り返しているとどうしても自分を卑下したくなってしまう。

たまには盲目的に、自分を信じてあげることが大切なのかも。

自分を信じることに、理由はいらない。

第17章|”大丈夫”と言えること

要約・まとめ

自信を高めるには、以下のことを信じると良い。

    • 自分のよい所
      自分が大切にしている考え方・生き方
      自分のチームメイト
      行動に伴う良い結果
  • この章の名言

    自分だけを信じている人に比べチームメイトまで信じられる人には自信があります。(P.120)

     

    一般的にいうと

    チームメイトを信じるには、自分への確固たる自信が必要。/p>

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    チームメイトを信じるには、自分の良いところに自身が無いとできない。

    自分を盲目的に信じる。理由を何でもいいから考えて信じる。

    これが大切。超むずいけど。

    第18章|感動を与えることの意味

    要約・まとめ

    競技者が自分の力を発揮するには、以下の2点の意識が重要。

    • 勝ちたいと思うこと
      周囲の人に感動を与えること

    この章の名言

    一流の競技者とは、観客にいったい何ができるのか?観客に競技者としてアピールできるものは一体何なのか?この課題に解答を出せるものを指すのではないでしょうか。(P.127)、

     

    一般的にいうと

    自分も周りも楽しませ、ワクワクさせ、巻き込める人が真のリーダーである。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    感動させる手段の一つは全力を尽くすこと。

    全力で頑張れば、人は感動してくれる。

    全力出すかぁ(肩を鳴らしながら)

    第19章|休養がプラス思考を生む!

    要約・まとめ

    鍛えたことを糧にするには、それを消化するだけの余裕が必要。

    肉体にしろ精神にしろ、適切な休養を取ることで成長していく。

    休養こそ勝つための練習と言える時もある。

    この章の名言

    休養することは簡単ですが、休養をうまくとることは意外に難しい(P.133)

     

    一般的にいうと

    休養するときも全力で。適当に休まない。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    肉体の疲労と精神の疲労を分けて考えるということだろうか。

    頭脳労働をしていることが多いので、休養では体を使った方がいいのだろう。

    第20章|健康の意味を知る!!

    要約・まとめ

    肥満体など健康に影響することは日ごろの生活習慣により、かなりが決定されてしまう。

    健康を損ねてしまうと、多くの人に影響を及ぼしてしまうことに留意すべし。

    この章の名言

    習慣も意識改革から始まります(P.140)

     

    一般的にいうと

    まずはこうありたい、こうしたいという意識を変えるところから。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    自分がこうなりたいという思いが、薄い。これが良くないんだろうなぁ。

    10年後、こうなっていたいという妄想から始めよう。

    第21章|”3つのCと4つ目のC”

    要約・まとめ

    安定して自分の力を発揮するには、以下の4つが必要。

    • 集中
      冷静
      自信
      コミュニケーション
  • この章の名言

    誰かのバランスが崩れていれば、他のチームメイトがいち早くこのことに気づき修正の手を差し伸べてあげる(P.145)

     

    一般的にいうと

    冷静に周囲を見て、サポートしてあげることが大事

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    まずは自分が集中・冷静・自信を持つこと。

    そのうえで、周囲の人にも集中・冷静・自信を持ってもらうこと。

    第22章|”波を感じる”

    要約・まとめ

    波とは、試合や仕事において良いことと悪いことが行ったり来たりすること。

    悪いときは選手交代やタイムアウトなどで、集中・冷静・自信・コミュニケーションを回復させる。

    良いときはここぞと全員が自信を持ち、熱く冷静に、集中し全力投球する。

    この章の名言

    選手交代の意味を理解する(P.150)

     

    一般的にいうと

    選手交代された意図を、コーチの目線になって考える。コーチの意図を汲む。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    上司はなぜこういうことを言ってるのか。なぜこの施策を推進しているのか。

    それを考えることが大事。

    第23章|コーチ(COACH)の資質

    要約・まとめ

    コーチに必要な資質は以下の5つ。

    • Comprehension(理解力)
      Outlook(前途の見通し)
      Affection(愛情)
      Character(人間性)
      Humor(ユーモア)
  • この章の名言

    特別な結果を求めるのなら、誰もやっていないような厳しい練習を、また誰もがやっていないほど楽しくやれる環境を作ることです。(P.158)

     

    一般的にいうと

    大変なことでも、解釈次第で楽しくできる。結果も付いてくる。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    笑顔でいるということは大事なこと。

    今度、意図的に笑顔でいる会議の時間を作ろう。

    第24章|結果の捉え方こそ勝負の分かれ目なのだ!!

    要約・まとめ

    満足できない結果を得られたときに、どのように解釈し行動するか。

    結果から学び、発見し、情熱を落とすことなく次への行動を取ることが大切。

    この章の名言

    はいあがろう「負けたことがある」というのがいつか大きな財産になる(P.165)

     

    一般的にいうと

    負け方が大事。どう這い上がるかに集中する。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    悪い結果をどう解釈するか。

    モチベーションを落としやすいので、ここのコントロールは大事だな。

    成長のためって言い聞かせて頑張ってみよう。

    第25章|誰のため?

    要約・まとめ

    自分のためにと考えて行動することと、自分本位に利己的に行動することは違う。

    プロになるほど、自分のためにと考えて行動できる対象の範囲が広く、他人にまで広がる。

    自分のためにという思考で、どういう行動がとれるか?を考える。

    この章の名言

    「自分のために」と考えて他人に尽くす(P.169)

     

    一般的にいうと

    他人のメリットが自分のメリットになる。そんな環境や心構えを作ること。

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    まだこの域には達せていない気がする。

    どうしても周りをライバル視してしまうと、この域には達せない。

    どうやったら自己をそこまで高められるか・・・。自己承認の向上と、ここ以外の場所を作ることなのかもしれない。

    第26章|”感謝すること”こそ勝利と一流への道

    要約・まとめ

    自分がしてほしいことを、相手にもしよう。

    それが自身のセルフイメージの拡大につながる。

    あいさつや感謝を伝えるなど、根源的な習慣がおすすめ。

    この章の名言

    我々が・・・与えられる最も大きなことの一つが、この感謝の気持ちです(P.177)

     

    一般的にいうと

    感謝の気持ちを持つことは、大事

     

    自分事に落とし込んでビジネスに活かす

    田坂さんの本でも書かれていた。まずは感謝の気持ちを持ってみる。

    どんな場に出る際にも、まずは心の中で相手に感謝する。

    これができると確かに、心が軽くなる。

    まとめ

    本記事では、『スラムダンク勝利学』という書籍について、個人的に勉強になった箇所をまとめ、自分がビジネスで活かすならばこうする、ということを整理してみました。

    ざっくりいうと、『スラムダンク勝利学』では勝利するには以下の3つが必要だと解説していました。

    • 今、この瞬間に集中する
    • 勝利の意味を正しく捉える
    • 自分のために行動する

    これらを正しく捉えることで、自分自身の成長を継続させ、いずれ良い結果を招き入れられる。そのようなことが書かれていました。

    興味が湧いた方は、是非実物を購入して読んでみてください!

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